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会社四季報という雑誌があります。株式投資をする人には欠かせない必須アイテムだと言えます。
まず、企業ページの冒頭では、会社の事業内容やその業績などについてがわかります。また、四季報編集部のコメント欄では、その企業の経営計画や動向などについてが述べられているので、とても重要な項目欄となっています。この他にも、株主欄、利益剰余金欄、指標など、その企業の経営状態を示す指数が並んでおり、さらにキャッシュフロー欄を見れば、その企業の資金繰りが見えてきますので、ここも見ておかなくてはなりません。また、過去からの業績についてひと目でわかる数字表もあることから、四季報に掲載されている情報を見るだけでも、どの株が有望でどの株が期待薄かが見えてくるものです。
株式投資を始める前に、心得ておかなければならないことがあります。それは、「余裕」を持つこと。ひとつはお金の余裕です。株式だけでなく投資というものは、利益を得られる可能性と損失を出す可能性の両面を持っています。ですから生活に必要なお金は絶対に投資にまわさず、必ず余裕のあるお金で投資は行いましょう。そして、時間に余裕を持ちましょう。めまぐるしく変化する株価と社会情勢を冷静に判断するには、分析を行い知識を蓄える時間も必要です。最後に、心に余裕を持たなければなりません。目先の株価変化に一喜一憂するのではなく、例えば自分のライフプランの一部として長い目で、もしくは投機的に行うならデイトレーダーとして、それぞれどういう取引を行うべきか、心構えはどうあるべきか、そういったことをしっかりと自分の中に根付かせておくことはとても大切なのです。
昨年から続いている世界的な株式暴落、金融不安で、各方面の投資家やアナリストもいささか困り果てた、といった感じのようです。中でも世界的な株式の暴落は深刻で、日経平均では20%弱の下落、米国株は約10%、欧州株で15%ほどの下落となっています。金融業界では「パニック」という言葉も出ているようです。
株式の暴落については、原因がある程度ハッキリしているのですが、そこが発端か、不安が不安を呼び、為替も巻き込んで、世界的な金融不安が投資の先行きを見づらいものにしています。
今月22日には、アメリカのFRBが緊急に大幅利下げを行いました。しかしこの政策が現実にどれくらい景気不安を立て直してくれるかは、今のところ不明なままです。
こういった『よくわからない不安』は、リスク回避の視点から、日本円の買いに繋がり、このため円高が続いています。どこでターニングポイントが現れるかはわかりませんが、今のところは慎重に様子をみながら、せっかく高くなった円を利用して、ちょこちょこと利益を得てみるのも良いかも知れません。
株式投資を行う上で、自分が投資した企業の業績や将来性を判断することはとても大切なことです。しかしその評価も、プロでさえも見方が様々であり、必ずしも確実な予想、というものは存在しないものです。
新しい製品が出た、不祥事があった、また株価の高い安い、これらは全て投資家個人の考え方や感覚によるところで、これらの様々な見方が複雑に絡み合って、相場というものができあがっていくのです。
そう考えると、相場を予想し判断するためには、自分が投資した企業や世間の景気だけではなく、他の投資家が何を考えているかを予想することも重要なファクターとなってきます。むしろ、投資の本質は、投資家同士の腹の探りあい、という面があることも否定できません。
金融取引を行う上でよく使われる格言には、いろいろなものがあります。以前にも紹介しましたが、今度は株式の世界で使われるものをご紹介しましょう。
「いのち金に手をつけるな」・・・これは、生活に関わるお金で絶対に投資を行ってはいけない、という意味です。あくまでも余裕のあるお金で行うのが株式始め金融投資の鉄則です。
「相場のカネとタコの糸は出し切るな」・・・全財産を投資につぎ込んでしまうと、にっちもさっちもいかなくなってしまう、という意味です。
「株と結婚するな」・・・先の「いのち金…」と同じ意味で、株投資に全てを賭けてしまわぬよう余裕を持って、という意味です。
今日、12月28日は仕事納めの日。株式市場も「大納会」の日を迎えました。今年は前半に同時株安が起こり、年末にはサブプライムローン問題の発生と、やや慌しい始まりと終わりだったと言えます。大納会の日の株価も、売りや軟調あるいは下落と、しんみりしたムードを感じてしまいます。サブプライムローン問題の波をもろに受けた銀行株は時価を下げ、大手銀行の多くが順位を下げています。そんな中でも躍進と言える好調を見せたのが、ゲーム機の任天堂です。今年はDSや関連ソフトなどのヒット商品が続き、株価も急騰しました。来年に向けてこの勢いはどういう方向性を持っていくのでしょうか。
今年一年の取引実績、成績のほどはいかがでしたか?運用成績の悪かった人は、あえてこの一年を振り返ることで今一度流れを把握し、反省点を整理して、年明けからの新しい取引に備えることにしましょう。
アジア各国、特に中国企業がこのところ順調であることから、アジア圏の株式市場は堅調であるとの見方が続いており、同じアジア圏である日本の株式市場もつられて上げ幅を大きくしているそうです。
ただ、そんな中でも、原油高の影響は確実に日本経済をじわじわと侵食しています。
最近テレビでも取り上げられたのが、100円ショップの受難です。中国を中心としたアジア各国から、原価の安い商品を大量仕入れして利益を得てきた100円ショップですが、そこで問題となるのが、主力となるプラスチック雑貨の仕入れ値と商品の輸送費です。どちらも原油が不可欠なものですが、仕入れ値の上昇、輸送費の上昇により、これまでのような採算が難しくなってきていると言います。国内の100円ショップ会社の株価もやはり下がっているようです。
全体として見れば上げ幅、しかし企業単位で見ると大打撃、株式市場を動かす要素は多角度的であり、難儀であり、だからこそ投資家の心を動かす大きな魅力を秘めているのかも知れません。
株価は全体的に下降停滞モード、といったところです。原油高の影響を受ける企業は山ほどあり、またそういった不況の影響は国民生活にもろに反映されます。つまり国全体としての経済ムードが停滞する、といった流れになります。
12月21日の株式市場では、下降の流れも一旦落ち着き、やや回復の色も見せているようです。しかし、世界中がクリスマスムードになっていること、年の瀬も本格的に迫っていることから、時期的には投資家の参加自体が減っているタイミングである、とも言えそうです。
さらにアメリカのサブプライム問題未解決、日本やアメリカの景気不透明感が依然として拭えないことからも、本格的な市場の動きは、恐らく年明けまで持ち越し、といった感じでしょう。