ニュージーランドドルは、オーストラリアドルと並んで、高金利通貨として日本ではとても人気の通貨です。ただし知っておかなくてはならないのが、鉱山資源が豊富なオーストラリアとは異なり、ニュージーランドではその産業は畜産と漁業、そして観光に頼っており、オーストラリアのように貿易で黒字を出すことは難しい国なのです。しかしながら、ニュージーランドは高金利を保っています。これは、高金利を維持しなければ海外からの投資を呼び込めない、ということや、オーストラリアとの関係性から市場関係に平衡を保つようにしておく必要がある、といった理由もあります。
オーストラリアドルが、久しぶりに高値をつけた模様です。対米ドル相場についてですが、高値をつけたのは一週間ぶりのこと。オーストラリア中央銀行が追加利上げを示唆したことによるものとみられています。オーストラリア中央銀行はまた、インフレに対する警戒に言及しながら、11年ぶりに政策金利を7%まで上げるとしていました。
対ポンド相場についても、10年来の高値をつけたとのとで、今最も熱い通貨の一つだと言えるでしょう。為替取引を行っている人は、この機を逃さないように注意して状況を判断していきましょう。
日銀の岩田副総裁は、米国経済について、金融政策や財政面政策の効果が出て、今年の後半には経済もやや回復に向かうだろう、と発言しました。これは、サブプライムローン問題に対して米国が行った迅速な対応や、日本のバブル崩壊を教訓として米金融機関が不良債権処理を積極的に進めていることなどを受けての発言とされています。
岩田副総裁の発言は、ドル市場に対してやや影響はあるだろうと思われますが、大きな変化は望みきれない、という見方もあります。