3月10日から、アメリカでは夏時間が適用になります。これによって日本との時差が1時間ずれることになり、例えばアメリカ東海岸側の場合ですと日本よりも13時間遅れることになります。アメリカの為替取引所はニューヨークにありますので、ニューヨーク市場の取引開始時刻と取引終了時刻が1時間ずつ変更になります。
夏時間、つまりサマータイム制は、各国で導入されているものであるため、ニューヨークに限らず今後は各国の市場の取引時間に変更が生じる時期だと言えます。自分が取引している国のサマータイム及び市場の取引時間には十分に注意しておきましょう。
現在、アメリカでは大統領選が行われていますが、このアメリカ大統領選は為替に大きく変動を与えます。アメリカでは、大統領が変わると為替政策にも変化が起こることが多く、特に財務長官が変わると為替政策も変わるために、相場にも変化がでやすいと言われています。
このため、新しい政権に対する期待感や失望感が相場に反映してくるケースが多いと言えます。直近では2004年のブッシュ大統領再選の後には、市場には失望感からドル売りが進行したことがあり、それがひとつの良い例だとも言えます。
今年は大統領選の年です。すでに白熱した闘いが繰り広げられています。双方の候補者にはそれぞれの金融対策持論がありますので、どちらの候補者が大統領になるかによってドル相場にも大きく変動を与えそうです。
アメリカのサブプライム問題は、米FRBの、2週間で1.25%という大幅利下げを迅速に行ったことや、G7でも金融問題の核として話し合われたことから、アメリカについては、米FRBや各国協力によって何とかなるかも知れない、という見方も強まってきたと言えるでしょう。
その一方で新たに注目を集めているのが、ヨーロッパのユーロです。特に、アメリカからの投資が大規模になされてきたアイルランドの不動産価格下落、またスペインのバブル崩壊などによって、ヨーロッパユーロ自体の価値が変化してきているのです。米ドルは一旦落ち着きを見せたと考えれば、次のリスクはユーロにあると言っても良いかも知れません。
外国株への投資と言えば、やはりまず思い浮かぶのは米国株でしょう。入り口としては情報量もかなり豊かですし、ほぼ全ての会社で取り扱っていますから、投資は容易です。
米国株は、例え英語が苦手でも日本語による情報がとても充実しているのがやはり魅力的です。お金という投資には国境がない、ということを考えても、日本語で日本株と同じように取引できる環境はかなり有利なことでしょう。
そして、何と言っても優秀な企業がどれかが非常にわかりやすいのもメリットのひとつです。アメリカで有名な企業ならば、世界的に見ても知名度・業績ともにトップクラスであると判断することができ、初心者にも比較的わかりやすいのではないでしょうか。
また、合併や買収に非常に積極的なお国柄であったり、マクドナルドのような世界企業にもなると、一国だけの経済変動ではそれほど影響を受けない強さがあります。
外国株への投資を考えるなら、米国株は外せないかも知れませんね。
原油高のまま、冬本番を迎えてしまいました。ガソリン、灯油など、私たちの生活や経済の基盤とも言える原油の高騰は、まさに大打撃と言っても良いほどでしょう。
ところが、この原油高のダメージを受けない国があります。それはカナダとイギリス。
カナダは実は、天然資源が豊富な国で、石油や天然ガスも算出しています。経済的にも基本的に安定しており、このためカナダドルの安定感が堅実な人気を保っているのです。
またイギリスも、北海油田があったり、鉱物資源が豊富な資源輸出国なのです。最近では、イギリスの貿易収支がやや赤字気味であるため、通貨人気はカナダドルへと移っていっているようです。
ちなみに、原油高となると真っ先に打撃を受けるイメージがあるのは、アメリカと日本です。中東との折衝、金利調整、インフレなど、原油高になるとやや世間が騒がしくなる傾向にあるため、為替としては売り対象となってしまいがちです。