デイトレード初心者入門-日本デイトレ学園 : 銘柄選び
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会社四季報を使いこなす
会社四季報の利用方法
会 社四季報とは、東洋経済新報社が発行している書籍で、全上場会社約3600社のあらゆる資料が掲載されています。投資家が情報収集に利用する以外にも、企 業調査、マーケティング、就職活動の情報収集など、幅広く活用されています。本を開いて見ると、その会社の特色から、決算月、財務データ、財務指標、株価 チャートから、従業員数、平均給与に至るまで記載されています。
デイトレについて勉強したら、次は
デイトレ初心者向け証券会社比較やデイトレ初心者向けFX業者比較で、自分に合った証券会社、FX業者を選びましょう。
では、どのようにして四季報から情報を読み取っ ていけばいいのでしょうか。あなたが、A社への株式投資に興味があると仮定しましょう。まずは、決算月を見てみましょう。株価は、決算・中間決算などの開 示前に動きます。その時期を上手く利用して売買するのも投資方法の一つです。次に、この企業の特色なども目を通しましょう。事業内容や連結事業など、会社 の概要を把握しておきましょう。「最新トピックスや経営課題など今後の展開」も投資情報の重要なポイントです。
「株 主」の欄には、上位10位の大株主が名を連ねています。機関投資家などの大口の保有状況が分かります。「株式」の欄には、発行済株式数と購入株数単位が書 いてあります。ここで、あなたが購入するとき、1株から買えるのか、100株単位、1000株単位なのかわかります。財務データを見て、会社の財務内容も チェックしましょう。資産や負債の状況が分かります。株価チャートは5年分を収録しており、移動平均線、過去3年間のPERなどもぜひ参考にしましょう。
四季報の見逃せないポイントは、業績欄の「業績2期予想」で す。「予」となっている数値は、四季報独自の業績予想であり、企業寄りでも投資家寄りでもなく、客観的・中立的な予想ということで非常に高い評価を受けて います。もちろん四季報から得る情報が、全て勝利へと繋がるわけではありません。株価は色々な要因に左右されやすいという事は、これまでの講義の中で理解 されてると思います。ですが投資はギャンブルではないのです。自分自身で様々な情報を収集し、大切な資産を投資できるか否か、十分に調べる習慣を身につけ ましょう。そうすることで、投資に対する勘を養っていくことができるのです。そのような面から考えても、四季報は非常に役立つ存在となるでしょう。
便利なソフトを利用しよう
あらゆる企業の情報を網羅した四季報ですが、難点を挙げるとすれば、分厚い本で調べないといけないということでしょうか。この難点を完全にカバーしたものが、「会社四季報CD-ROM」です。会社四季報CD-ROMのメリットを、ここで簡単に説明しましょう。
(1) 最新四季報分のデータに加えて、過去3集分を調べることができる
例えば、現在の最新四季報が2007年第1集であれば、画面上のタブをクリックし切り替えることで、2006年第4集、第3集、第2集の資料を見ることができます。
(2) CD-ROMのデータを更新できる
最新四季報CD-ROM発売後のデータ(日足・週足・月足・単独、連結決算)を、東洋経済web(http://www.toyokeizai.co.jp/)からダウンロードができ、追加・更新ができます。
(3) 500項目以上の大量データを収録
過去10年間の業績や財務データ3年分など、誌面上に掲載できない資料が収録されています。
(4) 便利なスクリーニング機能
財務データや事業構成、株価などを基に、スクリーニング機能を利用して銘柄をピックアップします。
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チャートの見方を知る
チャートの種類
チャートとは過去の株価の動きをグラフにしたもので、罫線とも呼ばれます。種類はいくつかありますが、一般的には「ローソク足」を 使い、「始値」「高値」「安値」「終値」の4つの動きを表します。表示する期間は「日足」「週足」「月足」「年足」とあり、過去の株価の動きから将来のト レンド(傾向)を予測するのに使わます。ここでは、チャートを見るときに必要となってくる「ローソク足」「移動平均線」「トレンドライン」「出来高」とは 何かを、簡単に説明していきたいと思います。
[ローソク足]
1本の足で「始値」「高値」「安値」「終値」の4つの値段を表し、これを「4本値」と呼びます。終値が始値より高いと白抜き表示(陽線)で、終値が始値よ り安いと黒塗り表示(陰線)とし、「安値」と「高値」を上下に突き出した線(ヒゲ)で表示します。
[移動平均線]
移動平均線とは過去の株価の終値の平均値をグラフ化したもので、期間の取り方により「短期線」「中期線」「長期線」で表します。アメリカのグランビル氏が 考案した「グランビルの法則」はあまりにも有名で、株価の方向性や転換点を予測するのに使われます。
※ 右図の赤い折線グラフの部分が移動平均線です
[トレンドライン]
トレンドライン(傾向線)とは、ある一定方向に動く2つ以上の値を結んだ線で株価の方向性を見るのに使います。上昇 トレンドの場合には安値と安値を直線で結び(下値支持線)、下降トレンドの場合は高値と高値を結びます(上値抵抗線)。
[出来高]
出来高とは、市場においてその日に売買が成立した枚数のことで人気を測る指標のひとつです。出来高が増えて株価も上昇している局面では「強気」と判断し、出来高が増加して株価が下落していれば「弱気」と見て取れます。
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決算書の見方を知る
財務三表を理解する
決算書とは、企業の一定の期間の経営成績を表しており、経営者にとっての成績表とも言えるものですが、正確には「財務諸表」の 事を指します。商法では計算書類とも呼ばれますが、ここでは証券取引法により作成・公表が義務付けられている上場企業の「財務諸表」について、簡単に説明 していきたいと思います。「財務諸表」を理解することは「ファンダメンタル分析」を行ううえで重要な要素です。本来、財務諸表には何種類かあるのですが、 まずは「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」の「財務三表」と呼ばれるものについて勉強していきましょう。
[損益計算書]
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損益計算書(P/L)とは企業が一定の期間の収益から費用を差し引いて得た利益を詳しく表す計算書のことで、その期間にいくら儲かったかを発生原因ごとに 示した成績表です。一概に利益といっても右表を見れば分かるようにいくつかの項目に分別されます。「営業利益」は純粋に本業で得た利益を示し、「経常利 益」では本業以外で発生した損益を含めた実質的な利益を示します。「税引前当期利益」になると営業以外で臨時的に発生した損益を含めた最終的な利益を示 し、「当期純利益」で法人税などの税金を支払って最終的に残った利益を示しています。
この損益計算書で算出された利益を基に、1株当たりの当期純利益(EPS)、株主資本利益率(ROE)、株価収益率(PER)などの株価指標を導き出すことができます。
区分
金額
(百万円)
百分比
(%)
売上高
×××
××
売上原価
×××
××
売上総利益
×××
××
販売費及び一般管理費
×××
××
営業利益
×××
××
営業外収益
×××
××
営業外費用
×××
××
経常利益
×××
××
特別利益
×××
××
特別損失
×××
××
税引前当期純利益
×××
××
法人税、住民税及び事業税
×××
××
当期純利益
×××
××
前期繰越利益
×××
当期未処分利益
×××
[貸借対照表]
貸借対照表(B/S)とは企業の一定の期間における財政状態を明らかにするもので、「資産」「負債」「資本」を記載した報告書のことです。貸借対照表には 勘定式と報告式の2つの形式があります。勘定式は商法による形式で、借方側(左側)に資産を、貸方側(右側)に負債及び資本を記載しており、商法により公 表が義務づけられている決算公告ではこの形式が使われます。一方、報告式は企業会計原則による形式で、資産、負債及び資本の順に上から記載し、決算短信に 使われます。
※ 右表は決算短信で見る報告式の一般的な例を示しています。(企業の財務状況により科目に若干違いがあります)
科目
金額(百万円)
(資産の部)
Ⅰ 流動資産
×××
Ⅱ 固定資産
×××
有形固定資産
×××
無形固定資産
×××
投資その他の資産
×××
資産合計
×××
(負債の部)
Ⅰ 流動負債
×××
Ⅱ 固定負債
×××
負債合計
×××
(資本の部)
Ⅰ 資本金
×××
Ⅱ 資本余剰金
×××
Ⅲ 利益余剰金
×××
資本合計
×××
負債及び資本合計
×××
[キャッシュフロー計算書]
キャッシュフロー計算書(C/F)は一定の期間の資金の流入及び流出を「営業活動によるキャッシュフロー」「投資活動によるキャッシュフロー」「財務活動 によるキャッシュフロー」の三つに区分して表示します。キャッシュフロー計算書を見ることでキャッシュの発生源泉が分かり、企業の価値が判断できるので す。「営業活動によるキャッシュフロー」は営業活動で得たキャッシュを示し、「投資活動によるキャッシュフロー」は、定期預金の預入れや払戻し、有価証券 の取得・売却、固定資産の取得・売却などによるキャッシュを示します。「財務活動によるキャッシュフロー」は、借入れによる収入や返済による支出などによ るものです。
※ 右表はキャッシュフロー計算書の一例を示しています。(企業の活動状況により区分に違いがあります)
区分
金額
Ⅰ 営業活動によるキャッシュフロー
税引前当期純利益
減価償却費
賞与引当金の増減額
退職給付引当金の増減額
たな卸資産の増減額
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュフロー
Ⅱ 投資活動によるキャッシュフロー
定期預金の預入による支出
有形固定資産の取得による支出
無形固定資産の取得による支出
投資活動によるキャッシュフロー
Ⅲ 財務活動によるキャッシュフロー
短期借入金による収入
長期借入金の返済による支出
配当金の支払
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る
換算差額
Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
Ⅶ 現金及び現金同等物の期末残高
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株の材料とは何か?
材料探しをしよう
株の材料とは何だろうか?材料とは、企業の株価に影響を与えるニュースや企業戦略、業績などを指します。マーケット情報などを見ていると、材料のことを「好材料」「悪材料」と使い分け、時には「サプライズ」などと表現することもあります。多くの投資家が、どこかにサプライズな材料がないか情報網を張り巡らせています。好材料の中でも、中間決算発表や四半期決算発表後の上方修正(※1)や業務提携、株式分割などの発表は注目すべきでしょう。
デイトレについて勉強したら、次は
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で すが、好材料が出たから株価が上がるというわけではありません。好材料がでるだろうということは、あらかじめ多くの投資家も予想を立てています。「この会 社は業績もよさそうなので、決算報告も期待できる」と予想し、株を買い始めます。実際に好決算であった場合、「好材料も出尽くした」と判断され、売り注文 へと転換するのです。
材料は、探せはいくらでもでてきます。昨年より業績が伸びた、業務提携をしたというだけで は、株価に大きな影響を与えることはできません。つまり、この材料が株価に与える影響の大小を判断しなければならないのです。材料を発掘し、ピックアップ した企業のうち、「これはいける!」と確信を持てる銘柄を選んでいきましょう。
※1 業績予想が当初の予想より良い状況になってきた場合を言う。逆を下方修正と言う。
銘柄選びのポイント
銘柄選択のポイントとして「バリュー株投資」「グロース株投資」という2つの投資手法があります。バリュー株投資とはPER(※2)やPBR(※3)などの指標を基に、株価が本来持つ企業価値より低く評価されてる銘柄に対して行う投資手法です。逆にグロース株投資とは、企業価値に比べて株価は割高だが今後も成長が期待できる銘柄に対して行う投資手法です。
簡単に言うと「割安株」か「成長株」に対して投資しなさいと言うことになります。ですが、これらはあくまで一般的な投資手法であって、現在の市場に通用するとは限りません。現在の株式市場は投機色が強まっており、テクニカル分析(※4)やファンダメンタル分析(※5)を無視して、単に値動きのいいもの、思惑絡みの銘柄に人気が集中する傾向にあります。
株価の行方は、「需要と供給のバランス」な のです。企業価値や成長性より、人気の高い銘柄に投資しなければなりません。「結局、何を基準に選べばいいの?」と思われるかもしれませんが、要は自分の 投資スタイルに合わせて何を基準に銘柄を選択したとしても、買い時と売り時をしっかりと見定め、周りに左右されることなく自分を信じることが大事だという 事です。
※2 株価を1株当たりの税引き利益で割った値で株価収益率のこと
※3 株価を1株当たりの純資産で割った値で株価純資産倍率のこと
※4 チャートなどにより過去の価格・時間・出来高などから将来の方向性を分析・予測
※5 企業の業績や財務内容を分析することで、本来あるべき企業価値を分析・予測
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株の情報を仕入れる
情報の入手経路を見つける
株式情報の基本となるのは、あなたが買おうとしている会社の業績を知ることです。ホームページを訪問してIR情報のページを開くと、決算報告や自社に関する事項など開示しています。「会社四季報」などを利用して確認するのも良いでしょう。また、企業の開示情報を一覧にまとめているサイトが、東京証券取引所の適時開示情報閲覧サービスです。ここでは上場企業の決算報告から役員人事、業務提携など、あらゆる情報が入手できます。
デイトレについて勉強したら、次は
デイトレ初心者向け証券会社比較やデイトレ初心者向けFX業者比較で、自分に合った証券会社、FX業者を選びましょう。
証券会社のマーケット情報を利用するのもいいでしょう。オンライントレード中でも簡単に新鮮な情報を入手することができます。また、今日の株式市場の流れなどの考察もありますので、投資戦略などに役立つでしょう。証券会社の「スクリーニング機能」も充実しています。スクリーニングとは、「ふるい分け」という意味で、多くの銘柄の中から、あなたの購入可能資産や銘柄選びのポイントなどをスクリーニング画面上で入力することによって検索ができます。
株式情報サイトも多く存在しています。ただし、これらのサイトが発信している情報は、あくまでも投資判断の参考情報の提供であり、確実に利益をもたらす保証はどこにもありません。情報サイトの掲示板なども賑わっており、最大サイト「Yahooファイナンス」の 中にも企業ごとに掲示板が設置されています。中には掘り出し物の情報も埋もれているかもしれませんが、「売り煽り」「買い煽り」など様々な思惑が交錯して います。情報を100%信用するのではなく、他の投資家の意見を聞く場として利用していくのが正しい利用法と言えます。
情報は仕入れるだけでは、株式投資に役立ちません。仕入れた情報を吟味していかなければならないのです。情報の中には、役立つもの、そうでないものが存在します。取捨選択の基準を学び、あなたの株式投資に役立つ情報入手方法を身につけましょう。
情報に関する犯罪
皆 さんはインサイダー取引という言葉を聞いたことはありませんか?インサイダー取引とは「企業の内部者が市場に影響を与える重大な事実を事前に知りながら、 その情報が公表される前に株式の売買を行うこと」を言います。当然、この様な取引が横行すれば一般の投資家との間で不公平が生じてきます。ですので市場の 健全性・公平性を保つため証券取引法では罰則規定を設けているのです。先進国アメリカでは早くからSEC(証券取引委員会)による監視が行われてきましたが、日本でインサイダー取引を禁止する法律(改正証券取引法)が施行されたのが1989年になっての事です。
インサイダー取引を題材とした、チャーリー・シーン主演の映画「ウォール街」が 公開されたのが1987年の事ですから、日本が如何に遅れていたかが分かります。株は情報戦と言いますが、日本はインサイダー天国などと揶揄され、昔はい ち早く情報を仕入れるために企業の役員宅に盗聴器を仕掛けたなんて話もあるぐらいです。現在でも、インサイダー取引や株価操縦に対する規制が万全とは言い 切れないのが、日本の置かれた現状なのです。

