デイトレード初心者入門-日本デイトレ学園 : 株の基礎
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株式投資にかかるコスト・税金
株取引のコスト・税金とは
株取引のコストには、株式売買委託手数料、口座管理料などがあります。1999年10月の株式売買委託手数料の完全自由化に伴い、証券各社のサービス競争の 激化は「手数料のディスカウント」という産物を生み出しました。現在では投資家の売買スタイルに合わせた多様な手数料体系が、証券各社で設定されていま す。各社サービスの詳細は、2時限目の「証券会社の選び方」で説明します。株取引の税金には、株券を売買して売却益を得た場合にかかる「株式譲渡益課税」が あります。現在の税率は10%(所得税7%・住民税3%)です。これは平成14年末で、源泉分離課税が廃止され申告分離課税に一本化されたのを機に、証券 税制の改正による税率の見直しが行われたためです。敢えて「現在は」という言い方をしたのには訳があり、この改正による税率の引き下げは従来の申告分離課 税26%から20%(所得税15%・住民税5%)に変更になった点です。現在の税率10%は特例措置として平成19年12月31日までの優遇税率が適用さ れてるからなのです。よって平成20年1月1日以降に得た売却益には、本来の20%の税率が適用されます。
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デイトレ初心者向け証券会社比較やデイトレ初心者向けFX業者比較で、自分に合った証券会社、FX業者を選びましょう。
また税金には、株券を保有して配当金を得た場合にかかる「配当課税」が あります。こちらも現在の税率は10%です。税制改正により株式譲渡益課税は申告分離が基本になりましたが、配当課税に関しては源泉徴収されますので申告 は不要です。同じく現在の10%は平成20年3月31日までの優遇税率ですので、平成20年4月1日以降に得た配当金には20%の税率が適用されます。
便利な特定口座とは
そ れでは株の税金は何処で支払うのでしょうか。証券税制の改正により、口座を作る際には「一般口座」「特定口座(源泉徴収なし)」「特定口座(源泉徴収あ り)」のどれかを選ぶ事になります。税金は年間を通した譲渡益にかかるので、従来の一般口座では自分で銘柄ごとに管理を行い、「株式等にかかる譲渡所得等 の金額の計算明細書」を作成して、「申告書B」「申告書第三表(分離課税用)」と一緒に所轄の税務署に提出しなければなりません。特 定口座とは、平成15年1月より株式譲渡益課税が申告分離課税に一本化されたのを受け、投資家の負担軽減を目的に導入された制度です。計算明細書の作成 は、銘柄ごとの取得日、取得価格、譲渡損益を計算して管理しなければならず、非常に複雑で手間のかかる作業です。この面倒な売買損益の計算を証券会社が代 行してくれる制度が、特定口座なのです。
特定口座には源泉徴収なしの「簡易申告口座」と、源泉徴収ありの「源泉 徴収口座」があって、「簡易申告口座」を選んだ場合でも、証券会社から送られてきた「年間取引報告書」を申告書に添付する事で簡易に確定申告することが出 来ます。「源泉徴収口座」を選んだ場合には、証券会社が代わりに源泉徴収を行って納税しますので、確定申告そのものが不要となります。「簡易申告口座」「源泉徴収口座」のどちらを選ぶにせよ、この便利な特定口座を利用しない手はありません。これから新規に口座を開設する人は、特定口座も同時に申し込むと良いでしょう。
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株式投資のスタイル
自分の投資スタイルを考える
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株式投資のスタイルは人それぞれで、短期で保有するのか長期で保有するのか(投資スタンス)でも変わります。また投資の尺度(何を基準に選ぶか)や、心構え (リスク回避)、資金量、投資経験などでも違いがでてきます。どのスタイルが正しくて、どのスタイルが間違っていると言う事はありませんので、要は自分に 合った投資スタイルを確立する事が大事となるのです。まずは、何のために投資を行うのか「明確な動機」を 考えましょう。次に、保有する期間を決め、最終的な目標を立てます。一般的に損するのを前提に、株式投資を行う人はいないとは思いますが、株価の値上がり 益(キャピタルゲイン)を得る為なのか、配当収入(インカムゲイン)や株主優待を得る為なのか、それとも株式投資を通じて経済の勉強をする為なのか、目指 す目的は様々です。また、同じ値上がり益を得るにしても、一攫千金を狙うのか、コツコツ利益を積みあげるのかでも違うのです。投資方法については別の機会に述べますが、肝心なのは何事も「リターンを得るためにはリスクが付いて回る」という事です。ある漫画に「人は何かの犠牲無しには何も得る事は出来ない。何かを得る為には同等の代価が必要となる」という言葉が出てきます。都合よく「ノーリスク・ハイリターン」などというのは絶対にあり得ない訳ですから、どこまでリスクを取れるかを忘れないようにしましょう。
投資と投機の違いとは
投 資と投機の違いについて、明確に区分するのは難しいとは思いますが、大辞林には投資は、「利益を得る目的で、資金を証券・事業などに投下すること」とあり ます。そして投機は、「偶然の利益をねらって行う行為」「将来の価格変動を予想して、価格差から生ずる利益を得ることを目的として行う売買取引」とありま す。何がどう違うのか?いったい株式は投資なのか?投機なのか?頭を悩ませるとこですが、要は考え方の違いなのです。前述の株価を決定する要素でも述べましたが、純粋に企業の価値や将来性を重視して行う取引は「投資」と言えるでしょう。逆に、単純に値上がり益のみを追求する取引は「投機」と 言えます。ただそれは一般的な考え方であって、自分なりの「明確な裏づけ」があれば、投機も投資となり得るのです。ギャンブルを例にとってみれば、パチン コや競馬は投機なのでしょうか?運だけで勝負する人と、過去のデータを分析して戦略を立てる人とでは違うはずです。つまり、株式投資において投資か投機か の違いなど、さほど重要ではないのです。株式投資は知識とデータの研究の上に成り立つ、ビジネスなのだと捉え、「自分で判断し、結果に対して責任を持つ」ことこそ大事なのです。この世に未来が予測できる人などいないのですから。
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株のメリット・デメリット
株の最大のメリットは、株の売買で利益を得ることができる点です。利益には2通りあり、株の売買によって値上 り益を得る方法と、実質株主になることで株主優待や配当金を受け取る方法があります。例えば、100円で買ったA社の株が150円になった時に売ると差額 50円が利益となります。(※1)
この株価の値上がり益のことを「キャピタルゲイン」と呼び、このキャピタルゲインを得るのを目的に、株式投資を始める人が大多数なのではないでしょうか。また、株主優待や配当収入を得ることを「インカムゲイン」と 呼びます。株主優待とは株主優待制度を実施する会社の株を保有している株主に対し、保有株数に応じたサービスを提供することです。その内容は、優待券や金 券、自社製品などが挙げられます。最近では、この株主優待目的で投資を始める投資家も増え、株主優待特集などが組まれている雑誌などをよく見かけるように なりました。デイトレーダーの中には、一日のキャピタルゲインが数十万、数百万という人も存在します。毎日取引をしなくとも、年間で資産が2倍、3倍ということも十分可能なのです。まさに株式投資は、無限の可能性を秘めた資産運用法だと言えるでしょう。
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※1 実際には売却益から手数料と税金を差し引いた金額が利益となる
株のデメリットとは
株 式投資の最大のデメリットは、元金が保証されない点です。極論で言えば、今日買った会社の株券が、倒産等で紙切れ同然になっても全く保証されない訳です。 大きい利益を得るには、裏に大きな損失が待ち受けている可能性を忘れてはいけません。どこまでも上がり続ける株はないのです。どこかで見切りをつけ、利食い(※2)をすることも必要です。また今は下がっていても、そのうち上がるだろうと損切り(※3)せずに持ち続けることで、さらに損失が大きくなる事も珍しくありません。配当収入や株式優待に関しても同様です。これらには「割当基準日」というものが設けられており、基準日を含む5営業日前までに株を購入しておかなければなりません。3月31日が割当基準日だとすると、その日を含む5日前なので、3月27日までに購入しないと権利が発生しません。また、権利確定の翌日は「配当落ち日」と言い、配当や優待が受けれないため株価は下がる傾向にあります。優待や配当収入以上に損失が出るようなことにならないよう、インカムゲイン狙いで投資をする場合には少しでも安いうちに株を購入しておくなどの注意が必要です。
※2 購入した株が値上りしている状態で利益確定すること
※3 購入した株が値下りしている状態で損失を承知の上で売却すること
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株式市場の仕組みを知る
ここでは、皆さんが株を市場で売買する為のカラクリについて述べていきます。一部の人を除けば通常、株を売買するには証券会社を通して取引を行います。この株券を売買するための仕組みを「株式市場」と言います。また、株式市場は「発行市場」と「流通市場」の2つに分類され、それぞれ以下のような役割を担っています。株式市場に出された株券は、様々な要素を含み需要と供給のバランスによって「株価」と言うのが形成されます。この「株価」を決定付ける重要な要素を知る事こそが、最も重要となるのです。
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発行市場 (プライマリーマーケット)
資金調達目的で新規に発行される株式が、発行者から証券会社などを介して投資家に取得される市場を「発行市場」と呼びます。
流通市場 (セカンダリーマーケット)
既に発行された株式が、証券会社や証券取引所を通じて、その投資家から次の投資家へと売買される市場を「流通市場」と呼びます。
この市場で株は売買されるわけですが、株価はどうして変化するのでしょうか?それは、需要と供給のバランスによるものです。その株を買いたい人が多ければ、 株価は上昇するし、売りたい人が多ければ、株価は下降します。これは、株式市場のみならず、どのようなマーケットであれ同様です。この株価の動きを利用 し、投資家たちが利益を追い求めるのです。
株価を決定する要素
株価とは企業の価値を反映したものですが、その要因はちょっと複雑です。単純に企業の価値を求めるのであれば「業績の見通し」や「業界の動向」「企業の資産価値」などで事足りるでしょう。しかし、実際に株価を決定するのは「需要と供給のバランスによる人の心理」です。そこには企業の価値を基にした指標、経済全体の動向、意図的な思惑など様々な心理が絡み合います。著名な経済学者のケインズの言葉に、「投資は美人投票のようなもの」とあります。つまり株価とは「企業の価値よりも人気に左右される」と いうものです。株式市場には、我々「個人投資家」の他に「機関投資家」や「外国人投資家」と呼ばれる人たちがいます。また「証券会社の自己売買部門」や 「年金などの公的資金」なども参入します。中には「仕手筋」と呼ばれ、故意に特定の銘柄の価格を操作しようとする輩までいるのです。相場の格言に「銘柄に 惚れるな」というのがありますが、そういった様々なタイプの投資家の思惑を考慮して、「ブスな株を選ばないよう冷静に判断する事」こそが、株式投資における最も重要なポイントなのではないでしょうか。
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株式投資を始める前に
株式投資を始める理由は人それぞれですが、自己の資産運用については、皆さんどの様 に考えているのでしょうか?低金利時代における資産運用の在り方について考えてみましょう。低金利の現在では、銀行の普通金利は0.002%しかありませ ん(2005/8現在)。定期預金でさえ、5年未満の満期で金利0.1%もつかないのが現状なのです。しかし株式投資ならリスクはあるものの、それに見合 うだけの「リターン(利益)」が得られる等の魅力があります。最 近では、株式投資に関する書籍も数多く出版されていますし、実店舗を持たないネット証券も急速に普及して、コンビニでさえ株が買える時代になりました。今 では我々の生活にも、身近な存在となっているのではないでしょうか。「でも、株を始めるには大金が必要なんでしょ?」と心配される方もいると思います。で すが、少ない資金で始められるミニ株というのもあり、資金の大小は関係ありません。「株は恐い」という昔ながらのイメージを払拭し、株式投資とは何なのか を正しく理解すれば、株なんて恐れる事はないのです。
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デイトレ初心者向け証券会社比較やデイトレ初心者向けFX業者比較で、自分に合った証券会社、FX業者を選びましょう。
これから株式投資を始める人は、周りの意見に振り回される事なく、株に関する正しい知識をしっかりと学んで、自分なりの運用方針を確立させましょう。株式投資に必要なのは小手先の技術では無く、「揺るぎない信念と、ほんの少しの勇気」なのです。
株とは何だろうか?
まずは、株の歴史に少し触れてみましょう。株の始まりについては諸説ありますが、一般的に1602年にオランダがインドネシアに設立した、東インド会社(Verenigde Oostindische Compagnie)が始まりとされています。この東インド会社は世界で最初に設立された「株式会社」で、 インドや東南アジアの香料を、ヨーロッパに運ぶのを目的に設立されました。しかし、事業の成功には膨大な資金(航海するための船や船乗り)を必要とし、そ の資金を多くの資産家から出資を求めたのです。そして航海が無事成功して利益が出たら、その利益を出資の割合に応じて分配しようという考え方が出来上がっ たのです。では、現代社会における株とはどういうものでしょうか。株とは簡単に言いますと法人登記された会社<株式会社>の「株券」の 事を指します。この株券は企業が資本金を募り、出資した人<株主>に対して発行する有価証券の事です。つまり会社は経営する為には多くの資金 を必要としますので、会社が「儲けたときは利益を分配しますよ」という約束をし、お金を集めるわけです。その見返りとして出資した人<株主> に発行される有価証券が、株券なのです。
発行会社には、銀行融資と違い出資金には返済義務がないので資金調達が容易に出来るメリットがあります。また株主には、経済的利益を受けるための権利(自益権)と、利益のために経営に参加する権利(共益権)の2つの権利が与えられます。同時に企業の倒産等で、出資金が戻ってこないなどのリスクを背負うのも忘れてはなりません。

